~異文化体験を通じて「伝えたい」があふれる、日英バイリンガル教育の可能性~
- 2025年6月、ハワイの子どもたちが日本の小学校へ短期留学!
- 教育委員会・旅行会社の連携による安心サポート体制!
- 帰国後、日本語で話す子が増えたという実感も!
👉 来年度の参加者募集予定あり!
小学生7名が参加した、日本での“体験型留学”
2025年6月8日〜17日の10日間、ハワイの子どもたちが日本・香川県東かがわ市での留学交流プログラムに参加しました。現地の小学校での授業や日本文化体験、観光・工場見学などを通じて、リアルな日本の暮らしを五感で体感する内容です。
滞在スタイルは2種類
- 保護者と一緒にホテル滞在
- 保護者なしで日本家庭へのホームステイ
どちらもプロの教育委員会や旅行会社のサポート体制の中、安心してご参加いただけます。
日本の小学校で「ふだんの生活」をまるごと体験
このプログラムの最大の特長は、日本の子どもたちと同じように「日常の学校生活」を体験できる点です。
訪れた各小学校では、生徒たちが歓迎会を開いてくれたり、給食・掃除・歯磨きなど、普段の習慣まで自然に参加できる時間が用意されました。
- クラスを回って日本の子と給食を食べたり、掃除したり、歯磨きしたり。“いつも通り”の日本を体験
- 体育館での歓迎イベント、英語の歌やダンスの披露、運動会ごっこ
- 地元のシニア世代と一緒に日本の伝統的な遊び体験(羽子板、けん玉など)
まるで「本物の日本の小学生」になったような感覚で、日本語と文化に自然に向き合える機会となりました。
日本語が自然に出てきた!「とらまるパペットランド」での不思議な体験
もうひとつ印象的だったのが、「とらまるパペットランド」訪問。
NHKなどで実際に使われた人形劇のパペットが展示され、子どもたちは実際に触って自由に遊ぶことができました。
🎤「英語が母語の子たちが、パペットで遊ぶときは“なぜか日本語で”話し出していたのが本当に不思議だった」
🎤「“これが○○です!”と日本語で遊ぶ姿に驚いた」
パペットを通じて物語を作る中で、自然と日本語が出てくる。そんな“自発的なことば”の引き出しが、このプログラムの強みです。
帰国後に「日本語を話す率が増えた」理由
参加した子どもたちは、普段は英語が優位な生活をしています。それでも、帰国後には“日本語のアウトプットが明らかに増えた”という声が保護者や教師から多数届いています。
🎤「いつもは英語ばかりなのに、“東かがわでこんなことがあったよ!”と日本語で話してくれて驚いた」
🎤「日本人の先生には自然と日本語で話そうとするモードになっていた」
たった10日間の体験で、子どもの言語脳が“日本語モード”に切り替わる——それは、リアルな交流や生活体験によって「伝えたい」「共有したい」という思いが育った証でもあります。
10日間の滞在スケジュール
以下のようなスケジュールでプログラムが行われました:

※ 6月11日(水)に予定されていた「五名をふるさとの家」訪問はキャンセルとなり、代わりに地元の手袋工場と歴史学習のツアーに変更されました。
保護者も大満足!観光&学びのW体験
午前中は子どもが学校に参加している間、保護者向けにも別プログラムが用意されています:
- 地元名産の和三盆づくり体験
- 300年以上の歴史を持つ老舗醤油蔵の見学
- 日本有数の手袋工場や刺繍メーカーの訪問
- お寺・温泉・郷土料理体験など、日本ならではの文化を深く知るツアー
午後は子どもと合流し、親子でツーリズム体験へ。家族みんなで日本文化を楽しめるスケジュール設計になっています。
安心のバックアップ体制
本プログラムは以下の団体と連携して運営されています:
- JAAC(日米学術センター)
- 東かがわ市教育委員会
- クレッシェンドツアーズ
- HIS
スタッフはすべて日英バイリンガル。現地では常に同行者が複数名サポートし、緊急時の医療体制も完備しています。
2026年度も開催予定!応募者は増枠へ
今年は英語圏育ちのバイリンガル児童7名が参加しましたが、来年は参加者を最大20名まで拡大予定です。
対象はハワイおよびアメリカ本土在住の小学生。英語・日本語のスキルは不問(ただし年齢制限あり)。
ホームステイ希望者には、現地教育委員会が信頼できる家庭をマッチングしてくれます。
おわりに:机の上だけでは学べない、“心で感じる”バイリンガル教育を
日本の学校で、実際に遊び、食べ、掃除し、話す。
「ふだんの日本」を子ども自身が体験することこそ、バイリンガル教育の原点です。
「勉強」としての日本語ではなく、「伝えたいから話す」日本語を。
文化と言語を“心と身体”で吸収するこのプログラム、ぜひご参加をご検討ください!
📢 来年の募集情報を希望される方へ
詳細は教室ウェブサイトよりお気軽にお問い合わせください。