いつも一緒に暮らしているのに、日々の生活だけでは家族との具体的な思い出を残すことが難しくありませんか。日常生活とは離れた特別なイベントがない限り、なかなかはっきりとした時間と場所が分かる記憶を残すことは大変ですね。特に、ハワイのような四季の区別があまり明確でない場所では、なおさらです。子育ての時期は、子供の成長に合わせて思い出を語ることができますが、時が経つにつれてあやふやになってしまいます。また、子供が成長するにつれて、子どもと一緒に旅行する機会もどんどん減っていきます。そして、子どもが幼い時にこそ最も楽しめる旅行もあります。心に残る家族旅行をしたい人に対して、今までの経験で、良かった旅行をいくつか紹介します。

ハワイ諸島

 まずは、隣島旅行(カウアイ、マウイ、モロカイ、ラナイ、ハワイ)が、ホノルルとは違うハワイらしさを楽しめます。カウアイ島では、ワイメア・キャニオンのような自然景観が楽しめますし、マウイ島では、季節によっては鯨を間近に目にすることができます。また、モロカイ島では、のどかな風景を楽しみ、ラナイ島は山側と海側のリゾートを同時に楽しめます。ハワイ島は、富士山より高いマウナケア山頂近くまで車で登ることができ、また、活火山であるキラウエア火山を近くで見学することができます。但し、ハワイ島は四国の約半分ほどの大きさがあるので、ヒロ側とコナ側は別々に旅行する方がよいでしょう。もちろん全ての島で海水浴あるいはローカル名物フードを十分に楽しむことができます。

ディズニー・ランド、USH、ナッツベリーファーム

(ロス・アンジェルス)

 日本のディズニー・ランドも良いですが、米国のディズニー・ランドはまた雰囲気が違うので訪問することを勧めます。同時にUSH(ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド)とナッツベリーファーム(子供向け遊園地)も訪問して、子どもと楽しい一時を過ごしてください。日本の施設よりもふつう待ち時間は短いので、いろいろ回って楽しめます。

ディズニー・ワールド、USF(オーランド、フロリダ)

 ディズニーの本家ともいえるディズニー・ワールドで家族旅行を満喫しませんか。オーランドのディズニー・ワールドには、マジック・キングダム、アニマル・キングダム、エポック・センター、ハリウッド・スタジオの4か所あり、それぞれ独立したテーマパークになっています。各テーマパークにはそれぞれユニークな面白さがあり、まる1日思う存分楽しむことができます。また、USF(ユニバーサル・スタジオ・フロリダ)は映画をテーマにしたテーマパークで、ハリーポッターの世界など童心にかえって家族が一緒に楽しめます。

レゴ・ランド、サンディエゴ動物園

 レゴ・ランドは、おもちゃのレゴをテーマにしたパークですが、大人も子供と一緒に楽しめるに十分な施設があります。そして、サンディエゴ動物園は敷地が広いので、バスあるいはケーブルカーで移動して、各地域の動物たちを見学します。この動物園にパンダがいるのですが、訪問した時には観客がいなかったためか、パンダはお尻だけを見せていました。パンダも観客がいないと愛敬を振りまかないのかも知れませんね。また、サンディエゴには、別の場所にサファリパークがあり、オープンカーで野生動物を間近に見ることのできるツアーがあります。日本の動物園とは、かなり規模が違うので是非家族で楽しんでみてください。

ラス・ベガス

 ギャンブルで有名なラス・ベガスですが、子どもと一緒に有名なサーカスやマジックショーなど本格的なショーが楽しめます。また、カジノは特別に子どもの立ち入り禁止区域にはなっていないので、カジノで公演される無料ショーなども鑑賞できます。また、街全体がテーマパークみたいなものなので、各ホテルにあるテーマに沿った博物館、水族館などの観光施設を巡って、特色のある食事を楽しむことができます。私たちは、子どもの就寝後、せっかくラス・ベガスに来たので、交代でホテルロビーにあるスロットマシーンでギャンブルを楽しみました。

 もちろん、日本でのテーマパーク、温泉旅行も良いですが、米国内の家族旅行も楽しんでは如何ですか。きっと家族の素晴らしい思い出になります。

マハロ!