ハワイ州教育局は最近、各学校の2020-2021の標準学力テストの結果を公表しました(ファイルは下記)。コロナ禍のためオンライン授業等で教育の機会が制限されていたため、全体的に成績が落ちている傾向がありますが、学校格差はあまり変化がないように見受けられます。しかしながら、コロナ禍における学校の取り組み方によっては、生徒間における学力の差が問題になり得る可能性がありそうです。学校選びには、コロナ禍での生徒の学習指導方法などもチェックするといいですね。
オンライン授業の後、対面授業に移行して暫く経ちましたが、実際に生徒が学習する姿を目にしながら、授業をすることの重要性を実感しています。教室では、生徒の表情、態度を身近に観察することができ、個人あるいは教室の雰囲気を直に感じて、どうしたら子供たちが理解できようになるのか取り組みやすくなりました。一つとして同じ生徒あるいは同じ教室はないので、指導するのはとても難しいですが、とても面白くもあります。特に時間制限のテストは、教室ならではの緊張感があります。自宅で時間制限をつけて問題に挑戦するというのは、子どもにとって難しいものです。また、個人的には、ようやく先月から道場での稽古が始まり、正装して居合刀を携えて仲間と稽古をすることができ、気が引き締まってとても気持よく稽古ができるようになりました。自分ではしっかりやっていると思っても、客観的に見た師範からのアドバイスはとても参考になります。今回のコロナ禍を通じて、様々な面で特別な場所で時間を共有することの大切さをしみじみと感じることができました。ちなみに、最近オンラインクリニックが導入されていますが、私は主治医や専門医には直接訪問するようにしています。コロナ対策としては前者の方が良いのかもしれませんが、実際に直視して身体を診てもらわないと気持ちが落ち着きません。どうもスクリーン越しでは何か見落とされるような気がして不安になります。
コロナ禍により学校生活がかなり変化していますが、子どもたちに最善の教育の機会が与えられるよう頑張りましょう。状況は皆同じですから、さらなる上を目指して、子どもたちが明るい未来を拓けるようにしましょう。
マハロ!