執筆者 demo | 5月 31, 2021 | コラム
日本語学習によって日本語の能力を身につけた場合、これは日本との関係だけに役立つのでしょうか。日本では、外国人労働者を積極的に受け入れて、米国のような多国籍人種が暮らせる国際都市国家に向かっているように見えます。その場合、日本語は、日本国内に留まらず、近隣国諸国でも通用する言語となるのでしょうか。そして、子どもたちが暮らす未来では、日本語を修得することによって日本以外の世界でも活躍することができるのでしょうか。 日本語学習者の遷移...
執筆者 demo | 5月 25, 2021 | コラム
バイリテラルとは、バイリンガルの中でも、2つの言語の「読む」「聞く」「話す」「書く」の4つの技能を同時に修得している状態を指します。一方の言語が「聞く」技能のみの場合、聴解型バイリンガル、また、「聞く」「話す」の技能のみの場合、会話型バイリンガルと呼ばれます。ハワイでは以前十分な日本語教育が行われていなかったので、昔の日系二世はこの聴解型あるいは会話型のバイリンガルが多数存在しました。将来、日本語を駆使するビジネスを選択肢に考える場合、やはりバイリテラルのレベルでなければ役に立つとは思いません。単純労働であれば、それほどまでの能力を...
執筆者 demo | 5月 19, 2021 | コラム
日本人は、日本語をいとも簡単に発音しているものの、その発音の過程はとても複雑です。発音には、声帯の振動を伴うか否かの発声、また、言葉として発音するため(言語音)の調音があります。そして、調音は、母音と子音に大きく二つに分けられます。母音は、基本的に声帯を振動させる有声音で、舌の前後の位置、舌の高さ、唇の丸めの有無によって、口腔内に声を共鳴させて作る音です。これは、実際に「あ、い、う、え、お」と発音すると舌の位置あるいは唇の形が変わることでわかると思います。また、子音は、口腔内のどこかで呼気を妨害することによって音を作ります。それぞれ...
執筆者 demo | 5月 13, 2021 | コラム
日本語の学習者にとって避けて通れないのは、漢字学習です。文部科学省が定めている小学校で習う漢字は、学習指導要領で定められています。2017年3月に告示された学習指導要領では,小学校1年生から6年生までに習う漢字の数は1026字となっています。そして、各学年で習う漢字の内訳は、1年(80字)2年(160字)3年(200字)4年(202字)5年(193字)6年(191字)となっています。これだけの漢字を一度に覚えるのは至難の業ですが、年月をかけて覚えれば、それほど難しいことではありません。 漢字テスト...
執筆者 demo | 5月 8, 2021 | コラム
当塾で対面授業を始めて約1か月が経ちました。約1年間オンライン授業をしてきましたが、個人的には、対面授業ができるようになってとても喜んでいます。ちょうど、中1の数学が作図の範囲からの授業だったので、垂直二等分線、角の二等分線、円の接線、図形の対称・回転・平行移動など、生徒にコンパスの当て方など細かい点を直接指導することができました。やはり、オンライン授業だと生徒が鏡の向こうにいる感じがして、なかなか生徒が見えてこないので、本当に助かりました。但し、オンライン授業のおかげで、学業に遅れを生ぜずに継続的に生徒が学習できたことには本当に感...