そのみ先生クラスでは、夏期講習の6月のプロジェクトとして、お店屋さん製作&ロールプレイングを行いました!
6月の毎週水曜日の2時間目を使って、計4回(4時間)で、グループ分け→商品製作→お金(日本円)についての勉強→作った商品に値段を付ける(100円~1000円の範囲)→売り買いに必要な言葉の練習→お店屋さん(売る側)・お客さん(買う側)に分かれて実際にお買い物体験!
今回は「とけいとめがねのお店」「おすしとてんぷらのお店」「おもちゃ屋さん」の3グループに分かれて、1~3回目は商品製作や開店準備、最終回の第4回目でいざオープン!
一店舗ずつ順番に開店し、自分たちのお店の番でない時にはお客さんとして一人2000円の予算内で自由にお買い物が出来る、というルールで行いました。
私が夏期講習で受け持っているクラスは、国語レベルが2年生相応の生徒たちが中心ですが、実際の年齢は様々で、算数レベルにはバラつきがあるため、おつりの計算などが難しい低年齢の子たちをお兄さんお姉さんがお手伝いする形で、協力し合いながら、なんとか無事にお店屋さん・お買い物が出来ました。
面白かったのは、子どもたちの値段の付け方!
お寿司屋さんでは、まぐろ900円に対して、うにが100円と破格(笑)
うにって普通は高いけど…子どもたちは好きじゃないから、安いのかな?
ほかにも、本当は1000円のめがねを「(好きなお友達だから)100円にしてあげる!」と、いきなりの大胆値下げ(笑)や、お釣りが欲しいがために「あえて安いものを買って大きいお金を出す」など、子どもならではの発想や、生徒たちのそれぞれの個性が垣間見える楽しい一時間となりました。
こういったプロジェクトは、子どもたちにとっては遊びの延長のように感じる時間ですが、実は国語的な学びもあり、算数的な学びもある、教科横断型の学習として、とてもいい機会だと思います。これからも教室として色々な活動を取り入れていきたいですね!
中京大学文学部言語表現学科卒業。中学/高校教諭一種免許取得(国語)。「勉強は楽しく」をモットーに、こどもたちが「正しい日本語」と「考える力」を身に着けられるよう導いていきたいです。