5月5日はこどもの日でした。
ハワイで生活をしている生徒たちですが、日本の文化であるこどもの日について、こちらが驚くほどよく知っている子もいます。こどもの日について、家庭や学校で見たり聞いたりしていることが多く、鯉のぼりも、五月人形も、柏餅も、「知ってる!」「見たことある!」「食べたよ!」と、嬉しそうにお話をしてくれました。
では、こどもの日に鯉のぼりや五月人形をかざるのはなぜ。どうして柏餅やちまきをたべるのかな。菖蒲ってなあに。どうして菖蒲湯に入るのかな。と聞いてみると、どうしてだろう?と不思議そうな顔をする子がほとんどでしたが、中には「鯉が滝を上るから!」と、鯉のぼりの由来を知っている子もいました。
みんなで、こどもの日についてお話をした後、それぞれの由来を説明し、折り紙の兜や鯉のぼりの作成をしました。
1時間目は難しい漢字をたくさん練習する国語の授業でしたが、国語の後は日本の伝統文化に触れてクラフトを楽しみ、2時間目の算数も集中してがんばることができました。
こども学習教室で日本語を学んでいる子どもたちも、滝の流れに負けずたくましく健やかに大きくなってほしいと願っています。
ハワイで育つ子供たちが楽しみながら生きた日本語を学び、日本語で考える力をつけられるようお手伝いをしていきます。