皆さんは、どんな色が好きですか。
赤、青、緑、黄色、紫・・・私たちは多くの色に囲まれて生活していますが、色は、その印象で大きく三つに分けることができます。
色の三つのイメージ
一つ目は、暖色。これは、赤やオレンジ色などの暖かい感じがする色です。
二つ目は、寒色。青や青紫などの冷たい感じがする、鎮静作用のある色のこと。
最後は、中性色。緑や紫など、暖かくも冷たくもない、落ち着いた感じのする色をいいます。
暖かい色
- 元気な赤
- 陽気なオレンジ
今回はその中でも、暖色についてお話をしていきいます。
暖かさを感じる代表的な色といえば「赤」
赤は、強いエネルギーを感じさせる色で、エネルギーに満ち溢れているときに選んだり、反対に元気を補給したい時に求められる色といわれています。
自分の中にパワーが溢れ元気な時に、赤い色の服を着たくなることはありませんか?また逆に、ちょっと元気がない時、赤やオレンジ色の靴やバッグで気分を盛り上げよう!と思った経験がある方もいるのではないでしょうか。
また、赤は、その色に囲まれると体温が2、3度上昇したように感じ、食欲が増す色でもあります。
お子さんの元気がない時には、色からのエネルギーを受け取りポカポカと体と心を温め、元気が出るよう、赤い色の洋服やバッグを選んであげるのも一つの方法です。
赤は目立つ色なので、食卓に差し色としてリンゴやプチトマトを少し加えるだけで、パッと明るく楽しい雰囲気になり、食欲も高めてくれます。お手伝いが大好きだけど、まだまだできることが少ない年齢のお子さんは、サラダにプチトマトを一緒に飾り付けるだけで、同じお料理でもグッと美味しそうに変化し、楽しくお手伝いができるのではないでしょうか。
穏やかな陽気さを持った色「オレンジ色」
赤よりも穏やかなオレンジ色は、陽気な暖かさを感じさせ、心と体をふんわりとリラックスさせてくれます。
生活の中にオレンジ色を取り入れると、楽観的で明るく前向きな気持ちになります。お子さんが新しい環境でプレッシャーを感じている時や失敗して落ち込んでいる時には、オレンジ色のポジティブエネルギーで励ましてあげてはいかがでしょうか。
また、オレンジ色には食欲を促す効果もありますので、キッチンやダイニングにオレンジ色を取り入れると、明るく楽しい雰囲気の中で会話が弾み、少食のお子さんもモリモリご飯を食べてくれるかもしれません。
暖色の長所を生かし、生活の中に上手に取り入れてくださいね。
ハワイで育つ子供たちが楽しみながら生きた日本語を学び、日本語で考える力をつけられるようお手伝いをしていきます。